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マニラ首都圏、高級住宅需要、安定!

  • 執筆者の写真: Phi Homes
    Phi Homes
  • 6月5日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月5日


最近、マニラ首都圏ではコンドミニアムが供給超過傾向にあるという話をよく聞きます。



弊社も賃貸付け業務や転売物件の売買仲介業務を日々行う中で、「毎年多くの新規高級コンドミニアムが完成するけど、供給量と需要にミスマッチは起きていないのかな?」と疑問に思うことがあります。



しかし蓋を開けてみると、常に弊社管理物件の高級コンドミニアムに対して多くのニーズがあることも実感しています。

特に多いのが、フィリピン全体の40%弱を占める裕福な上位中間所得層世帯からのニーズです。

彼らは生活水準を高めることに常に意欲的で、高成長を続けるフィリピン経済において、旺盛な消費活動の中核を担っています。



アメリカの大手格付け会社S&Pグローバルによると、マニラ首都圏にて裕福なフィリピン人が特に求めているのは1,200万ペソ(約3,000万円)以上の高級物件とのことです。

2025年5月時点でマニラ首都圏の住宅在庫に占める高級物件の比率は約5%にとどまっており、今後も裕福な世帯からのニーズは高いと予測されているようです。




(株)Phi Homes管理「The Residence at Westin Manila」
(株)Phi Homes管理「The Residence at Westin Manila」


ちなみに弊社の実感としては、「マニラ首都圏の大都市やその周辺に立地している高級で広めのお部屋」に対する裕福世帯からの購買ニーズが特に多いように感じます。



さらに、2035年までに鉄道や地下鉄のような多くの大型インフラ整備がマニラ首都圏で進むため、路線沿いの高級物件ニーズの高まりもフィリピン不動産市場を大きく盛り上げてくれるかもしれませんね。

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